9月26日 札幌
ホテルに荷物を預け、発表会場の下見をした後、丸山動物園へ。パスポートを購入して、明日も来るつもりでゆっくり回った。いつもの質問魔が顔を出す。
象さんの説明会の最後に「質問があります。あの象さんの右耳に穴が開いてますがどうしたんですか?」『メスの象同士が喧嘩して、牙で穴が開いちゃったんです。今は離して飼育しています。』「女性同士の喧嘩ですか・・・・象さんも大変ですねえ・・・・・」
札幌駅に戻って、回転ずしで早い夕食。自信があるものだけ4種握ってもらった。1400円。安くて美味しい、明日も行こう(笑)
北海道に行ったらウニを食べようと思っていた。当店で扱う最高のウニの時期は終わり、北方領土のウニしかないのでお勧めしませんとのこと。よほどの食通とみられてしまったらしい(笑)食べそこなった。
9月24日 白内障手術+ジョンレノン その2
ジョンレノンをかけての初めてのハイキング。海岸より少し高い位置にあるお寺の縁に腰かけて、景色を眺める。対岸のヨットハーバーのマストがしっかり見える。海の中ほどにサップが2艘、豆粒のように見える。座ってパドルで漕いでいる。あっ、一艘が転覆した。もう一艘は見ているだけで助けに行ってやらない。やっと頭が見えた。サップを表がえそうとしている。成功した。よじのぼった。腹ばいになって手で漕ぎだした。流されたパドルをゲットした。何事もなかったように2艘は漕ぎだした。双眼鏡を使わずに、彼らの様子が手に取るようにわかる!
頂上に上ってみると、カメラの列。「今日は何か特別な日なのですか?」と訊いてみる。『富士山の頂上に日が沈むんです。』そうかダイヤモンド富士を撮ろうとしている。しかし富士山の高さまで帯状に厚い雲が海の上に横たわっている。皆諦めて帰り始めた。反対を見ると大きな月が。「これは満月ですか?」とまた訊いてみる。『いえ、満月は明後日です。』確かに縦長に見える。流石ここに集っている人々は天体現象に詳しい。
出発点のお寺に戻ってきた。4550歩。月の道だ。対岸の明かりも海に映っている。星を捜す。ちゃんと点に見える!跳ね上げレンズを重ねるとカチッと音がする。大丈夫フレームが当たっている。レンズは接触していない。
私が要望したのは次の3点。
1.固定レンズを星が1点に見えるように乱視補正をしてください。
2.二つのレンズを重ねたとき、パソコンディスプレーにピントが合うように、跳ね上げレンズに老眼補正をしてください。
3.二つのレンズを重ねたとき、レンズ同士が接触しないようにしてください。
こちらの要望通りのレンズを入れてくださった。流石信頼している店長さんだけのことはある。素晴らしい腕前だ(眼鏡市場辻堂店)。
9月23日 旅行計画
明後日出発、明々後日発表、近づいてきた。発表前日は10時ごろに札幌についてしまう。ホテルに荷物を預けて、発表会場を視察後、丸山動物園の年間パスポート2000円を購入して楽しもう。ホテルのチェックインは15時以降。
発表当日、発表は10:45、再度丸山動物園を訪ねる積りだ。北海道大学総合博物館、豊平川さけ科学館も訪ねることができそうだ。帰りの飛行機は21:30発。札幌で19時ごろまで過ごす。
朝早く出発して、夜遅く帰ってくる便を予約してしまったが、十分現地で楽しめそうだ(*^-^*)泥縄で札幌の観光案内本を発注した。もう一冊、ラジオで紹介していた山歩きの本も。これで飛行場での待ち時間をつぶせるだろう。
9月22日 白内障手術+ジョンレノン
いつものように夜中に起き出してコンピュータの計算チェック。あれっ、ディスプレー周りの物が、いつもと違って見える。コップ、デジタル気温計、タイマー・・・・皆浮き出して、ここにいるよと主張している。輪郭がくっきり、遠近関係が明瞭に・・・・・・白内障手術とピッタリ調整して下さったレンズのお陰だ。
この明瞭な視界を得たことは、残された人生に大きな意味を持つ。ありふれた一つ一つのものを美しいと感じることができるから。鏡で自分の顔もシゲシゲと眺める。しっかり歳をとっているわい(笑)
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カウンターチェアに座りながら、調理をしている。肉を小さく切ってフライパンに左手で投げ入れた。無精な私がいつもするように。ところがその一部がフライパンに届かずに手前に落ちた。身体は目視情報からフライパンとの距離を把握し、適当と思う力で投げたに違いない。近くに見えたフライパンが実は思ったより遠かったのだろう。くっきり、はっきり近くに見えることに慣れるのに、もうしばらくかかりそうだ(笑)
9月21日 ジョンレノン その2
信頼するメガネ店の店長さんがメガネフレーム・ジョンレノンにレンズを入れて下さった。学会出席のため北海道への旅行を控えて、なるべく早く作って下さることになっていた。今日は台風通過で大荒れの天気。夕方、台風が行ってしまって雨がぴたりとやんだ直後、メガネができたと連絡があった。台風一過で富士山のくっきりとしたシルエットを見ながらカブに乗っていただきに行った。
目に近い固定レンズに乱視補正、遠くの看板の文字がしっかり見える。跳ね上げレンズに老眼鏡。これを下ろせばディスプレーの文字がしっかり見える。便利になった。大喜びで帰路についた。カブに乗った目線が、今までより高く感じる。6畳の仕事部屋の広さが狭くなったように感じる。乱視補正の効果なのだろう、面白い。
私にとっては台風一過のベストタイミングで連絡を頂いたが、店長さんはフレームにレンズを入れる作業のため、台風真っただ中に出勤して下さったに違いない。そういえば少し疲れが見えた。電話をしてご無理をさせてしまって申し訳なかったと、謝意を伝えた。
私の他に客はほとんどいなかったに違いない。それなのにいつもより多い店員が働いていた。店長さんが出勤するとあって、台風の中出勤したのだろうか。なるべく早く作って欲しいとお願いしたばかりに、皆に無理をさせてしまったかもなあ・・・・・北海道土産でも買ってお礼に行くことにしよう。
9月19日 過去帳
両親も叔父、叔母もみんな亡くなって久しい。仏壇に過去帳が残されている。ほとんどは父の墨の字だが、母のサインペンの字も散見される。書き加えなければと仕事机の上に持ってきてあったのだが、その心の余裕がなかった。
母が書き加えた部分を注視して、パラパラとめくってみる。父と母の名前があった。これにはビックリ。父が亡くなったときには母は既に認知症を患っていて、過去帳に書き加えることはできなかったはず。まだ両者が存命中に、名前だけを書き加えておいたことになる。父は最晩年癌を患っていた。母の認知症が重くなる前のほんの短い期間、母が過去帳のメインテナンスを担っていたと見える。
母の字の横に父と母の没年月日、享年、戒名を書き加えなければ・・・・・作業内容は把握したが、何か気がすすまない。まだ私の心の中に活き活きと彼らは生きているようだ。そっと過去帳を仏壇に戻した。
9月18日 ドキッ その2
またもや警察署からハガキ。いやな予感。厳重に内容が分からないようにテープが張ってある。恐る恐る剥がしてみると、違反点数が5点に達したので、注意しなさいとの内容。
一つは一時停止不履行、一つは速度違反、もう一つは認知症検査と判断された最近の違反。2+2+1=5、確かに5点になる。全てカブでの違反、検挙したチータのお巡りさんとは、3人とも和気藹々と会話を交わしたが、点数はしっかり残っていた(笑)
1年間無事故無違反なら違反点数は消えるそうだ。1年間は気が遠くなるほど長く感じる。もし6点になって30日間運転ができなくなったら・・・・・・生活が成り立たなくなる。そのときは強力な電動アシスト自転車でも買って、乗り切るしかないかなあ。まずはそうならないように、チータさんに気を付けよう。
9月17日 乱流研究 その3
北海道大学での学会発表を5日後に控えて、最後の最後の計算をコンピュータが頑張ってくれている。サンプルプログラムの作成過程で見つかった修正点を反映した、最も信頼できるプログラムで。明日の夜中までには発表に十分なデータが揃うはずだ。どうかそれまで停電などが起きませんように・・・・・
もし年2回の学会発表をさせて頂いていなかったら、ここまで来るのに何年、いや何十年かかっていたかわからない。ということは、生きている間に到達できなかったことになる。学会発表が時間を濃縮してくれている。学会を開催して下さることをありがたく思うと同時に、世話をして下さる先生方のご苦労を申し訳なく思っている。
研究以外を切り捨てた生活を続けてきたので、庭は荒れ放題、ご近所の方々が不快な思いをしておられる可能性がある。申し訳なく思っている。徐々に研究以外のことにも力を振り向けていくつもりだが・・・・・・来年3月の研究発表に向けて既に目標は決まっている。どれほど険しい道になるのか、足を踏み入れてみなければわからない。険しければ険しい程ファイトは湧くが、研究以外を切り捨てた生活に戻らざるを得なくなる。
後期高齢者になっても、自然現象の解明を追求し続けていられることに、何よりの幸せを感じ、それを支えてくださっている多くの方々に感謝している。
9月16日 逃亡禁止 その2
先日来集めてきたゴミを今朝ごみ収集場所に運んだ。45リットルの袋で5つ。中には重くて0.05mm厚の袋で補強してやっと運べるものもあった、腰を傷めないかと心配しながら。ごみ収集して下さる方々の腰も、何事もありませんように・・・・・
台風が近づいて天気が下り坂だという。いつもは夕方に出かける日課の運動を午前中にすませようか、それともそのエネルギーを掃除に振り向けようかと思案中(笑)身体の意見を訊いているところだ。
tenki.jpで雲の動きを見てみよう。1時間以内に小さいながら雨雲通過の可能性。選択肢は掃除しかなさそうだ。正解だった。土砂降りの雨が降ってきた。急に眠気が襲ってきた(笑)
9月15日 実験
山際の町の自宅で家ごと使った実験を行っている。古い古い建売住宅だが、地震の心配はしていない。団地全体が岩盤の上にある。購入前に市役所に出向いて、地盤について質問した。ここほど堅固な地盤は市内には他にありませんとの回答。購入を決めた。大きな地震とラジオで騒いでいても、地震があったことさえ知らないことが多い。
そこで古い住宅でなければやりにくい実験をしている。家全体をツタで覆うのだ。週一度昼間に訪ねるが、ラジオで40℃に迫る暑さと騒いでいても31℃どまり。さして暑いとは感じない。扇風機で十分だ。ツタの葉のお陰だろう。冬は葉が落ちて、太陽の熱を活用できる。
太陽光発電装置を屋根に取り付けるのもいいが、ツタで覆えば自然の空調が実現できる(笑)ツタで覆われた建物の数が増えれば、二酸化炭素削減のお役にたてるかも。
9月14日 サンプルプログラム その2
今まで、モヤモヤしていた部分を、徹底的に考え直した。どの部分を質問されても、答えられる状態にやっとなった。
「自作する易しいCFDプログラム講義」の既にアップした内容にも、修正点があるはずだ。早速アップした内容をチェック。修正点は2つの関数だけだ。この関数について細かな説明はしていないので、講義をやり直す必要はなさそうだ。ヤレヤレ(笑)
「CFD講義 その12 壁面の処理」を追加して、この2つの関数について詳しく説明しよう。一つは圧力の計算をする「p_cal」という関数、もう一つはその関数が使用する平均処理の「ave」という関数。どちらもプログラムの心臓部だ。今までこんなに大切な部分を、ないがしろにしていてごめんなさい。
9月13日 焼きアユ蕎麦
門前の朝市では購入できないサンマと鮎をスーパーで買ってきた。サンマは塩焼きにして大量の大根おろしと一緒に味わった。アユは業務スーパーのゆで蕎麦と合わせてみよう。
熱風調理器200℃でカラリと焼き上げたアユの素焼きを、小松菜を入れて薄味で煮た汁の中に浸けて、しばらく加熱。ゆで蕎麦を電子レンジで袋が膨らみかけるまで加熱してどんぶりに敷き、アユと小松菜の汁をかける。
焼鮎の香ばしい香りが最初に飛び込んでくる。箸でほぐしながら、香ばしいい鮎の身をいただく。内臓は溶けて、煮汁の風味を増している。蕎麦とよく合う。煮汁を最後まで飲み干した。
9月12日 裏山対決
山際の町の裏山には毎週1回、海沿いの町の裏山にはほぼ毎日ハイキングをしている。その特徴を比較してみよう。
山際の町の裏山 海沿いの町の裏山
到達点標高: 234m 90mと76m
登り口標高: 95m 5mと46m
標高差: 139m 85m+30m=115m
上りの歩数: 1450歩 1000歩+400歩=1400歩
下りの歩数 1390歩 2800歩
総歩数: 2840歩 4200歩
景色: 筑波山 海
スカイツリー 江ノ島
新宿高層ビル 富士山
横浜みなとみらい 葉山
江ノ島
大島
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景色は甲乙つけがたい。どちらも素晴らしい。
海沿いの町の裏山は、1つの頂点に到達後下って、もう一つの頂点に上っている。上る標高差は小さいが、下りを山道を使わずに大回りしているので歩数が増えている。エネルギー消費量は海沿いの町の裏山の方が多いかもしれない。
健康維持のために、どちらもありがた~い存在だ。
9月11日 小人閑居して不善を為す(笑)
スーパーカブ50にカバーをかけている。カバーの前輪部分に2つ穴が開いていて、前輪にワイヤーを通してロックできるようになっている。一応ロックできるワイヤ―を通してはあるが、ナンバーは000のまま。カバーが風で飛ばなければよいのだ。今まで誰も悪戯をするものはなかった。ところが今朝ナンバーが555に変わっている。そして000に戻しても開かない。誰かナンバーを設定する悪戯をしたのだ。馬鹿な奴だ。本人には何の得もないが、他者を困らせることに快感を覚えるのだろう。小人閑居して不善を為す(笑)
充電式レシプロソーを持ち出してきて、5分ほどでカット。無事出発できた。さてカバー止めをどうしよう・・・・・100円ショップでマジックテープ付きのゴムベルトを買ってきた。これなら悪戯のし甲斐もないだろう(笑)
9月10日 ペルシャ絨毯
両親が新築した際に伯父と伯母が抱えて持って来てくれた玄関用ペルシャ絨毯。大分汚してしまった。ずっと気にかかっていたが・・・・・
洗濯機にはこわばっていてとても入らない。まずは風呂につけよう。風呂桶の中で踏む。見る見る湯が汚れ、少しはきれいになったかも。大分柔らかくなった。折りたためば洗濯機に入るかも。
洗濯機がゴロゴロと苦しそうな音を立てて洗ってくれている。脱水は難しいかもしれないなあ。バランスをとって回転することができないのでは・・・・・・様子を見よう。
予想通りエラー表示で止まっていた。洗濯機は壊れていないようだ。もう一度洗剤で洗ってもらおう。その間に脱水方法を考える。
再度湯船につけて糸くずを除去。以前歩行困難になったときのことを考えて、長い廊下にツーバイフォーで手すりもどきを取り付けておいた。あれならこの重さに耐えられるだろう。両端から勢いよく水がしたたり落ちている。一件落着(笑)
9月9日 逃亡禁止
今日は一日、掃除三昧。逃亡禁止。
45リットルの厚手のゴミ袋がどんどん一杯になっていく。仕事部屋から二袋を持ち出した。ここが終われば仕事部屋の空調を切って、別の部屋の空調をつけて掃除を続けていく。まだ出港もしていない状態だ、先は長いなあ~。明日は山際の町までツーリングさせてあげるから、今日は一日頑張るんだよ~(笑)
オットー、ウツラウツラ、そういう逃亡の方法もあったか・・・・まあいい、リフレッシュして、頑張るんだよ~(笑)
なに、お腹がすいた、トウモロコシ1本しか食べてない・・・・じゃもう一本食べて、頑張るんだよ~(笑)
なに、タンパク質が足りない・・・・・豚さん、鶏さん、牛さん、魚さん、何が食べたいの?豚さんがいい、そうかキャベツと豚を炒めるから、それを食べて頑張るんだよ~(笑)
こらこら、ハーモニカなんか吹いてちゃダメじゃないか。なに、鳴るかどうか試してた、鳴るにきまってます。タンパク質の補給がまだだ、今食べると眠くなるだけでしょ。夕飯にはたっぷり食べさせるからさ、遊ばずに頑張ろうね(笑)
ゴミ袋がなくなりそうだよ。昨日20枚発注しておいたから、夕方には届くんじゃないかな。間に合わなければ一休みだね。そんなに嬉しそうな顔をしない!
四時半になったら日課の運動でしょ。いや今日はやめにしようかと思って。いつも帰ってきたら夕食を食べて風呂に入ったらバタングーでしょ。夜中に起き出すんだけど、夜中は掃除に向かないから、その時間は掃除を頑張ろうよ。そんな嫌な顔をしない!ゴミ袋がその時間までに届かなかったら、日課の運動だよ(笑)
あ~あ、届かなかったね、ハイキングだよ(笑)
9月8日 サンプルプログラム
学会報告後にアップしようと思っているサンプルプログラムの準備を始めた。このプログラムには5年+αの歴史が詰まっている。
もう使わなくなった変数、関数を削除する。
今の自分ならそうせずにこうするなあ。
あれっ、消さなければいけない部分が残っている。
など、整理、改良する点がいくつも見つかる。
サンプルプログラムを作ろうとしてよかった。他者に見てもらうことは自分のためになる。家も同じ、たまには誰かを招く積りで生活していれば、こんな惨状にはならなかった。反省しきりである。
9月7日 クリームシチュー
業務スーパーの「おとなの大盛カレー辛口」はよくお世話になっている。業務スーパーの似た商品でクリームシチューが美味しいとの情報があり、試しに購入してみた。
一袋ではちょっと少ないかも、二袋をフライパンに開けて味を見る。私の嫌いなきつい味だ。しかし最後まで試してみることに。タマネギ、ジャガイモ、ニンジン各1個を電子レンジで15分加熱。鶏モモ肉100gと一緒に加えた。オッ、きつい味が消えている。どんぶりに温めたパックご飯を敷き、クリームシチューをのせる。スプーンで混ぜながら美味しくいただいた。
手抜き料理のアイテムが1つ増えた(笑)
9月6日 賞味期限
乱流研究が山場を越え、発表練習も終わった。何となく活力の減退を感じる。母が「75歳までは大丈夫よ」と言ってくれて、75歳になるまでは励ましになった。しかし75歳になってみると、もしかして賞味期限切れ・・・・・・保証はなくなった(笑)さらに喫緊の課題が掃除となるとファイトがわかないのだ(笑)
掃除以外の課題も考えておかないと自滅してしまいそう(笑)
・サンプルプログラムを発表後アップする積りだ。その準備をしよう。
・「自作する易しいCFDプログラム 講義」の「強い乱れを含む流れのシミュレーション」の準備をしよう。
・来春発表予定の高レイノルズ数における外部流の研究を始めよう。
・富士山のマイカー規制は例年9月10日ごろまでだ。閉鎖は11月中頃。その間にもう一度訪ねてみようか。
・伊豆半島一周も涼しくなったら行ってみようか。
こんなおやつを準備して、主食の掃除を頑張らなくては(笑)
9月5日 虚礼
信頼する眼鏡店の店長さんに、「ジョンレノン1112」フレームにレンズを入れてくださるよう依頼しに行った。
店の外まで見送ろうとするのでそれを制して、「車の販売店で客の車が見えなくなるまで最敬礼をしている姿を見かけますが、違和感があるのです。霊柩車や御料車ならばわかるのですが、棺桶に入ってもいないのに止めて頂きたい(笑)私には虚礼は不要にしてください。わざわざ見送って頂くような人間ではありません。」店内で最敬礼してくれたので、私も店の外で最敬礼を返して帰ってきた(笑)
「もうここまでにしてください」と見送りを断ると「お気遣いありがとうございます」と引き返してくださる店員さんもいるのだが、店長さんの場合通じなかったので理由を説明した。こちらは依頼しに行っているのであり、店側は技術をもって応えてくださる、それに対して対価を支払うのは当然のことであり、客も「ありがとうございます」、店側も「ありがとうございます」、客と店員さんは対等の関係なのだ。
9月3日 乱流研究
3次元乱流計算を始めてから、解の発散を恐れて、2次元乱流計算のときより、かなりきつく手綱を締めて計算をしてきた。その結果を9月9日の学会で報告する。
しかし、ちょっと手綱を締めすぎたような気がする。手綱を少しずつ緩めてみよう。
1/2,1/3,1/4,1/6,1/9,1/16,1/25
おかしいなあ、とっくに発散していていいはずなのに、発散せずに持ちこたえて計算を続けている、何故だろう。
はじめは3次元流れから出発し、2次元流れで修行して、3次元流れに戻ってきた。その間に使ってきたプログラムを調べてみると、今の方程式体系を使用したことが一度もないことがわかった。今までは省略形を使っていた。そうだったのか、本来あるべきフルの方程式体系を使えば、手綱を緩めても解はそう簡単には発散しなかったのだ!
ここまで到達するのに、長い長い回り道をしたものだ。乱流計算を始めたのは定年退職後だから既に5年弱が経過している。今まで経験した研究で、10年以上を要したものもある。短い方か(笑)
9月9日の学会発表では、報告内容が本来あるべき到達点であり、後は手綱を緩めればよいと説明すればよさそうだ。長い長い道のりだったが楽しかった。そのあとに残されたのが、最も嫌いな掃除とは、トホホ(笑)
朝早くから色々な鳥がやってきて、大きな声で鳴いている。彼らは草ぼうぼうの庭に安心感を覚えるのかもしれない。実に楽しそうな、のびやかな鳴声だ(笑)
9月2日 ゴミ屋敷脱却計画(笑)
五里霧中だった乱流研究は、9月9日に学会報告する内容で、大分霧が晴れてきた。そろそろゴミ屋敷から脱却したい(笑)
今までは”研究生活を維持できる最小限活動=買い物+炊事+洗濯+風呂+日課の運動”だけを行ってきた。掃除は入っていない。その結果、庭の草や木々は伸び放題、庭にも家の中にも、アマゾンなどから届いた荷物の梱包材が散乱している。我ながらよくもここまでとあきれている。
頭の中が少しスッキリしてきたところで、散乱している物品を片付け始めたいのだが、どこから手を付けて良いのだか・・・・・・まずは段ボールを拾い集めて、ボウボウと伸び放題の庭の雑草の上に被せてみよう。いずれ彼らも枯れる。来春彼らの発芽阻止の一助にはなるだろう。次は衣類と履物の整理。これで大分床が見えてくるはずだ(笑)
さていつから始めるか・・・・・
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唯一涼しい場所、仕事部屋の床から始めることにした。簡易ベッドの端に腰かけて、手の届く範囲の床の紙類を集め始めた。一番上の段ボールさえ撤去すればと思いきや、その下にも紙類が・・・・・下に行くほど紙の大きさが小さくなって、手間のかかること・・・・・その場所だけで45ℓのゴミ袋一杯になった。
こりゃ大変なことを始めてしまった。でも何故急に掃除しようなんて考えたんだろう。一つは目がよく見えるようになって、今まではボーッとしか見えていなかったゴミ類がはっきりその姿を現し、無視できなくなったこと。もう一つは身体が素足で歩きたいと言い出したこと。こんなところだろうか。楽しい研究に戻りたい(笑)
9月2日 大根おろし
2匹380円のサンマを買った。大根は必需品だ。サンマの塩焼きに大根おろし、特に内臓が珍味だ(笑)
その後ラーメンを幾種類か作った。その度に皮ごとおろし立ての大根おろしをトッピング。これがまた合うのだ!清涼感が増し、ピリ辛が加わり、スープがスッキリ。最後までスープを飲み干す派の私には、大根おろしのトッピングは最高だ(笑)
9月1日 10カ月後
昨年11月はじめにアキレス腱を切る怪我をして10ヵ月が経つ。手術の失敗で、アキレス腱を雑菌が食べてしまい、身体はアキレス腱に繋がっていた筋肉をどうするのだろうと理性は心配した。
アキレス腱炎が癒えるまで、スポンジや滑り止めゴムを靴底に張り付けて、踵部を浮かせた靴を履いて、つい最近まで過ごした。身体から『普通の靴でいいよ』とのサインを受けて、普通の靴を履くようになった。さらに『家の中は素足で歩きたい』と言い出した。身体は少しずつ自信をつけて、怪我以前の状態に戻ろうとしている。
当初は『ハイキングはとても無理、サイクリングなら大丈夫』との身体の指示で、毎日サイクリングをしていた。『サイクリングよりハイキングをしたい』と言い出したのは最近だ。標高差90mの山道を毎日歩くことで、『家の中は素足で歩きたい』に繋がったのだろう。
脚の形状は、アキレス腱を失った右脚の方が左脚より足首は太く、脹脛は細くなっている。脹脛の断面積は、左脚の80%ほどだ。身体は時間をかけてこのような形に作り変えた。
理性は産まれてから育まれる75年の経験しかないが、身体には38億年の経験が詰まっている。遺伝子が、困難に遭遇する度にそれを乗り越える手段を、38億年の長きにわたって獲得しながら、身体に伝えてくれている。困難を乗り越えられなかった遺伝子は死に絶えた。理性のタイムサイクルは短いが、身体のタイムサイクルは長い。ゆっくりゆっくりあるべき姿に変わっていく。理性はその指示に従うしかないのだ(笑)
8月29日 最後の女
山本譲二の『お前が俺には最後の女』という歌声が、脳内に繰り返し流れる。この歌が好きな訳でもなく、この部分しか知らないのに・・・・・・
16日後の学会発表の準備をしている。7月末に投稿済みの講演論文から、研究は大きく進んで、新たな内容で発表することにした。今回のトライが最後のチャンス。プログラムを入念にチェックして、実行ボタンを押す。そのとき『お前が俺には最後の女』の歌声が流れ始めた。私にとって研究は最も愛する対象なのだろう(笑)
8月27日 エバミルク
砂糖を加えないコンデンスミルクのことをエバミルクと言うらしい。カップ1杯の水を電子レンジで1分加熱すると60℃ぐらいのぬるま湯ができる。広めのカップによつ葉バターミルクパウダーをたっぷり入れて、60℃のぬるま湯を少量加え、ブレンダーで強く攪拌すると、あっという間にエバミルクができる。
インスタントコーヒー顆粒、コラーゲンパウダーを入れたカップに100℃の湯を注ぎ、エバミルクを加えると・・・・・濃厚な生クリーム味のコーヒーができあがる。マイブームだ(笑)
8月26日 スマガツオ
朝市で今日は是非これをと大ぶりのスマガツオを勧められた、3000円。
「予算オーバーだよ」『めったに食べられない。よそでは10000円するよ』
腹、背それぞれ2本ずつ柵を取り出し、腹1本を早速刺し身として頂いた。残り3本を冷凍保存。血合い、背骨は竜田揚げにすべく冷蔵保存。
残りを味噌汁にする。ことことことと、水から弱火で加熱。しっかり出汁が出たところで味噌を溶き入れた。表面に脂が浮いている。眼肉の旨さに感激。チュッと吸った髄の旨さも忘れられない。汁の味も最高だ。
なるほど、癖がなく、この魚でしか味わえない旨さがある。スマガツオが貴重品扱いされる理由が分かったような気がする。
8月25日 ドキッ
今日は山際の町で忙しい一日。
・9月中頃に受ける大腸ポリープ手術(一泊二日入院)の予約。入院するからと胸のレントゲン、心電図、血液検査を受けた。
・裏山展望台へハイキング。片道1800歩。往復3600歩。歩数計の誤差は2%だった。
・大学病院へ白内障手術成功の診断書を頂きに行く。
・18時過ぎに郵便受けをチェック。神奈川県警察本部交通部から手紙が届いていると不在者連絡票が入っている、ドキッ。何のことだろう、最悪はオービスで30㎞/時オーバーを検知、即免許停止。でもカブをオービスが取り締まるだろうか?すぐに郵便局に駆けつける。郵便局で開封チェック。『75歳以上で通行区分違反をしたので、1ヵ月以内に認知症検査を受けなさい。』との内容。信号待ちの車の列があまりに長いので、反対車線を通って前に出たところ、丁度チータがいたあの時の話だ。認知症検査をお望みなら何度でも受けて差し上げましょう(笑)
8月24日 クリームシチュー
四つ葉バターミルク1kgが届いた。60℃ほどのぬるま湯を少量入れてブレンダーで攪拌。あっという間に均一になった(*^-^*)
ニンジン、ジャガイモ、タマネギを電子レンジで15分加熱。フライパンに移し、水とバターミルク溶液、調味料を加えて加熱。ここで鶏もも肉100gと業務スーパーの蒸し蕎麦を加えて火を通す。スパゲッティーでもうどんでも素麺でもなく、蕎麦が一番合うように思った。
上品なクリープではなく、バターミルクが濃厚なクリームの味を醸し出す。クリームスープと蕎麦の調和。これぞ求めていた味だ(笑)
8月23日 日課のハイキング その3
出発が遅れた。早まっている日の入りが近い。このままでは暗い山道を登らねば・・・・・『今日はやめておこうか』とひそひそ声が聞こえる。身体が『行こう!』と跳ねのけた。理性は安全に帰ってくる方法を考える義務がある。
いつもは丘の頂上付近にカブを止めるが、登り口まで下りていく間に暗くなりかける。海沿いの道の登り口近くにカブを止めることにする。登ってしまえば、後は街灯の整備された舗装路。暗くなっても大丈夫。
すぐに上り始めて頂上近く、何十人もの子供や大人の団体が駆け下りてきた。道の端に小さくなってやり過ごしながら「下りは危ない、気を付けて」と声を掛ける。口々に『ありがとうございます!』と叫びながら走り下りて行った。
頂上に着いたときはまだ明るかったが、舗装路を下ってカブにたどりついたときには真っ暗だ。いつもの場所にカブを止めていたら、この真っ暗な状態で最後の急坂を登らねばならなかった。身体に対する理性の任務を無事完了(笑)
カウンター:4000歩
歩数計:5100歩
今日は30%近い誤差があった。もちろんカウンターが正しい(笑)思い当たる節がある。帰路カブのリアボックスに歩数計を入れた。カブの振動を拾ったかも。
8月22日 ジョンレノン
ジョンレノンという国産鯖江製のメガネフレーム・シリーズがある。その中の1つが今の私にピッタリ。他にはなかなかその機能を持つ信頼できそうなフレームが見つからなかった。
残念なことに、白内障手術後最もよく見えたのは手術直後。徐々に元の乱視が戻ってきつつある。こんなこともあるんだと対処を考えた。そのフレーム(JL-1112)は2重のメガネ構造を持っていて、一方を跳ね上げて使える。目の近くに乱視補正のレンズ、跳ね上げ可能な方に老眼用凸レンズを入れてもらう。これで常に乱視の補正をしてもらいながら、遠方も近距離も1つのメガネでクリアな視界を得ることができる。
手術前はディスプレーから壁時計までをクリアに見る眼鏡1つで、運転までできていたが、水晶体の遠近調整機能を失った今は、二重眼鏡で対処するのがよさそうだ。眼鏡店に、病院から眼鏡を作ってよいとの指示が出たらレンズをいれてもらうよう依頼してある。
8月21日 詐欺サイト
詐欺サイトに引っかかってしまった。欲しかったのは眼鏡フレーム。普通ルートの1/3~1/2の低価格。魅力的だった。発注した直後にサイトを検索。詐欺サイトとわかった。
これは自分の不注意、損失は致し方ない。眼鏡フレームが届かないことがわかったので、別ルートに発注。無事落手した。
面白いことがわかった。詐欺サイトから、こちらからメールをするように、何度も催促の連絡がある。どうも発注しただけでは、お金を引き落とせないらしい(笑)フン、メールなんかしてやるものかと立場逆転。彼らの手口を高みの見物といこう(笑)
8月20日 日課のハイキング その2
10歩ごとにカウンターを押しながら歩いた。4130歩。歩数計の読みは4208歩。誤差1.9%。オムロンの歩数計のあまりの正確さに驚いた(笑)
総歩数だけなら歩数計で十分だが、ここからここまでは何歩と計測しているので、カウンターもやはり必需品だ。山道を登り始めて600歩の位置で胸突き八丁に差し掛かる、大げさ(笑)800歩の位置で頂上かなと思わせるフェイントがある。頂上は丁度1000歩。
今日も汗びっしょり、爽快だ(笑)日課の運動は、健康維持のための最大の武器。これなくして老化と戦うのは不可能だ。
8月19日 ドライミルク
クリームシチューが食べたいと身体が言う。牛乳の用意はない。私は、牛乳を上手に処理しないとお腹をこわす。買ってきても殆ど使わずにダメにしてしまう。
ドライミルクはどうだろう、試してみる価値がありそうだ。3gずつ袋に小分けされた100本入りのクリープを1300円で購入した。ドライミルク1gは牛乳10CCに相当するそうだ。ということは、1ℓの牛乳パック3本分。牛乳パック1本分430円。これは高い。もし頻繁に使うようなら、四つ葉バターミルク1kg2000円弱に移行しよう。これならば牛乳パック1本分200円、納得だ(笑)
使用頻度がわからないので手始めに保存期間が長いクリープを購入した。クリームシチューを作ってみた。まあまあの出来だろうか。次はホットミルクを作ってみよう。何か上品でよそよそしい味。低脂肪牛乳に近い。倍の濃度にしてみると練乳の風味が感じられる。どうもクリープは私が望む乾燥牛乳とは違うようだ。四つ葉バターミルクを試してみることに。
8月18日 日課のハイキング
標高90mほどの丘の上にカブを止め、そこから舗装道路を海岸沿いの道まで下りる。海岸から丘の上までは山道だ。標高差90mを1000歩ほどで登りきる。汗びっしょりだ。総歩数は4000歩。
歩数を測るのに、2つアイテムを購入した。1つは歩数計。思ったより正確だ。もう一つはカウンター。100歩に1回押しているが、なめらかで使い易いので10歩に1回も試してみよう。100を数えている途中で挨拶などすると、あれどこまで数えたっけとなるから(笑)
男性2人、女性一人、赤子連れ。美男美女ぞろいだ。インドの方ではなかろうか。言葉は全く分からなかった。男性の一人が片言の日本語をしゃべる。「あの丘に登れるか?」と尋ねられた。男性二人はスニーカーだが女性はシャレたサンダル。止めた方が良いとアドバイスした。男性二人だけが私について来ようとしたが、途中で引き返したようだ。彼女はとても不安だったろう。異国の地で若い女性と赤子を置いて行っては、後々まで女性に恨まれる(笑)
オムロン製歩数計
コクヨ製カウンター
8月17日 天体観察 その3
信頼する眼鏡店の店長さんを訪ねて、「-0.4の近視の眼鏡は作れますか?」と訊いてみた。『レンズは0.25毎にしか作っていないので、-0.4の眼鏡は作れません。』との答え。
まずテスト用の眼鏡を渡して、
『これがー0.5の眼鏡です』「裸眼よりずっと見えます。」
もう一つ眼鏡を渡して、
『これが求めておられる天体までクリアに見える眼鏡です』「ワー!全然違う、遠くの文字まではっきり見えます」『まず乱視を補正しないと、見えるようにはならないのです』
『ことはそう単純ではないのです』ヤラレタ~(笑)
そういえば、お世話になった先生が、『乱視の補正には近視も入ってきますので・・・・・』と言葉を濁して、私の考えに同意して下さらなかった。
ぼやけて見える星が点に近づいて見えるのだから、私の考えが間違っているとは思えないが、私は乱視の補正について理解していない。そこを彼らは言っておられる。白旗を揚げるしかなかろう。参りました。
8月16日 天体観察 その2
レンズの片側が空気、片側が水などと考えだすと面倒だ(笑)お世話になった先生方は考えてくださったはずだが、既にその性能を得ている身としては、5m先の物が24mm離れた網膜に焦点を結ぶマクロなレンズと考えればよさそうだ。
a=5m、b=24/1000m、f1を焦点距離mとして
1/a+1/b=1/f1 ⇒ f1=0.0238853m
焦点距離f2mの凹レンズの眼鏡をかけることで、焦点距離を24mmにすればよい。
f=24/1000m、f1=0.0238853m、d=12/1000m(眼鏡とレンズの距離)
1/f1-1/f2+d/(f1・f2)=1/f ⇒ f2=2.4879999m
凹レンズの度数は 1/f2=0.401929
今持っている-0.5の眼鏡よりも、ほんの少し弱いレンズ-0.401929が最適と算出された。市販の眼鏡は0.5刻み。今持っている眼鏡が最適ということがわかった。
8月15日 天体観察
白内障手術で5m先にピントが合う単焦点レンズを入れてくださっている。星や月を観るときは無限遠にピントを合わせる必要があるはずだ。幾何光学で考えると凹レンズの眼鏡をかければよさそうに思える。
しかし、信頼する眼鏡店の店長さんも、お世話になった先生方も私の考えに同意して下さらなかった。これは試すしかあるまい。-0.5の眼鏡を980円でゲットした。今夜の月の出は21時前、南中は午前3時前だそうだ。
東の窓から月と星が見える。-0.5の眼鏡をかけると・・・・・裸眼より月の輪郭がはっきりして、星もぼやけた状態から点に近づいた。方向性は正しいようだ(*^-^*)
あとは幾何光学を使って、適切な凹レンズの度数を求めてみよう。基礎データを集める。ここにレンズとは水晶体の代わりの単焦点レンズのこと。
・レンズと網膜の距離は約24mm
・眼鏡とレンズの距離は約12mm
・レンズの屈折率は約1.45
・目の中は水が満たされていると考えると、水の屈折率は1.33、空気の屈折率は1
・空気中の5m離れた物が、水中24mmの位置に像を結ぶ
面白くなってきた(笑)
今夜の月
8月24日 果物
ニュージーランド産の、カリンと硬くて、甘酸っぱい真っ赤なリンゴを皮ごとかじりながら考える。そうそうこの味、この味。昨今の日本のリンゴは野趣味を失ってしまった。
私が一番好きなブドウは、真っ黒い15mmほどの大きさの、皮の近くに濃厚な甘みと酸味が凝縮されていて、皮をしゃぶると口の中が真っ黒になる、昔からのブドウだ。スーパーに並ぶのは、ボヨンと大きく、甘いだけの品種。つまらない。
農家が付加価値の高い品種を作りたいのは理解できるが、野趣味豊かな素朴な品種も大切にして欲しい。
8月23日 学会準備
研究は日々かなりの速さで進んでいるので、どのような形で発表するかはぎりぎりになるまでわからない。6TBのハードディスク2台を発注した。発表前日早朝に札幌へ向かい、発表日夜遅くに羽田に帰ってくる。まずは飛行場までの道順を調べなければ。ナビが壊れているので、ポイントの景色を20枚ほど印刷した。朝食はホテルで出るので、夕食の場所を探す。駅ビルの中の回転寿司、行ってみたいなあ(笑)混んでいるそうだが。
発表前日と発表後の時間の過ごし方を考える。子ども科学電話相談で度々出てくる場所に行ってみよう。丸山動物園は札幌滞在の2日間とも開園している。2日とも行ってみる価値がありそうだ。入園料は800円。札幌市在住の70歳以上の方は無料だとか、老人に優しい、いい取り組みですね。北海道大学総合博物館は発表前日は休館日だが、発表日は開館している。恐竜の骨でも見て来よう。
8月22日 太刀魚 その2
太刀魚の柵を冷凍してから24時間が経った。アニサキスの心配がなくなった。自然解凍してまだ半分凍っている状態で、バーナーで皮を炙る。まず刺し身として味わう。脂がみなぎっていて、美味しい魚だ。刺身は飽きた。次は天ぷら。塩や甘口醤油をちょっとつけて味わう。完食。
さて24時間待たなければ食べられないのはもったいない。できれば新しいうちに刺身として食べたいのだ。いいアイテムを見つけた。「アニサキスライト」と銘打っている。光が強く、昼間でもアニサキスを発見できるとか。楽しみに到着を待っている。
8月20日 太刀魚
高かった~。『今日はこれ』とさっさと太刀魚を袋に入れて、重さをはかる。2500円。夏場は海の水が『沸騰して』魚がみんな沖に出てしまい、漁が少ないと昨年の夏に聞いていた。そのせいだろう、朝市の魚屋さんも食べていかねばならないからねえ。
3枚に卸して、中骨は熱風調理器で水分を飛ばす。油で揚げて骨せんべいになる。身は冷凍してアニサキス予防。明日以降に取り出して、凍ったままバーナーで皮を炙る。香ばしい刺身になる。
8月19日 ハイキング
白内障の手術後初めて、日課のハイキングへ。調光レンズのサングラスをはね上げて、裸眼で景色を堪能する。
夕暮れ時、河口近くの静かな川面に映る空。絵になるなあ・・・・・
軽い汗をかきながら、標高差90mを登る。そよ吹く風が気持ちいい。
オッ、昇りたての大きな満月。裸眼で初めて観る円い月。
乱視が殆どなくなって、景色が新鮮だ(笑)
8月18日 リンゴ
ニュージーランド産のリンゴをスーパーで安価に手に入れた。小さめだが強い甘みと適度な酸味。これは美味しい!私はフジより好きだ。先日はペルー産のミカンを安価に美味しく頂いた。日本産より美味しく感じた。
真冬に熟す果物は、南半球の国々で我々の真夏に収穫時期を迎える。自然が豊かで元の木々が満足して暮らしているので、こんなに美味しい果物ができるのだろう。
収穫時期が異なるので、日本の生産者を圧迫せず、消費者が喜ぶ。貿易の醍醐味だ。
8月17日 兎の気持ち
今日は大学病院へ1週間目の検診。カブで出かける。いつも混む交差点、ずらりと車が並んでいる。その最後尾で待っていたが動かない。照り付ける日差し。これはたまらない。前方の信号が赤で反対車線は車が1台も走っていない。ルンルン、反対車線を走って前に出た。
元の車線に戻ろうとすると、そこに信号待ちしているチータが!持ち場に向かう途中のようだ。チータが振り向いた。手招きしている。行きたくないが仕方がない。チータはおもむろに赤色灯を点滅させた。
「仕事始めですか?(9:35)」『ええ、もう少し先で待機するようにとの命令です。』
「そんなに分厚い制服で暑いでしょうねえ」『はい、色々装備がついてますので』
「光化学スモッグが出やすい場所。大変ですねえ。」
人のよさそうな若いチータは『いつも文句ばかりで、めったに話しかけてもらえない。』と私との会話を喜んでいる。
彼にとっては、『そこへ兎がとんで出て、ころり転げた木の根っこ』だったろうなあ。歌の兎さんも悔しかっただろうなあ、食べられちゃって。
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さて検診は、洗髪、洗顔、運動、酒が解禁になった。但し、日に4回の目薬は継続。視力は乱視が少し残っているが、それを補正すれば1.5までみえるとのこと。あの一件さえなければ、最高の一日だったのになあ(笑)
8月16日 動物園
子どもの頃、神戸の王子動物園には時々行っていたが、それ以来自分の意志で動物園を訪ねた記憶がない。遠くがしっかり見え、遠近感を明確に把握できるようになって、自然に近い環境で動物を飼っている動物園に行ってみたくなった。海沿いの町からカブで30kmの距離に、ズーラシアという動物園があるらしい。
涼しくなったら、行ってみることにしよう。
8月15日 塩分補給
先日お世話になったホテルで、1杯分ずつ小さな袋に入った梅昆布茶の粉末が置いてあり、とても美味しくいただいた。
これは課題の塩分補給にピッタリのアイテム。早速2種の梅昆布茶を発注。コーヒーウォーマーの上のコーヒーサーバーに100℃の湯が2リットル弱キープされている。
生姜紅茶
緑茶
ほうじ茶
コーヒー
梅昆布茶
をティーバッグやパウダーでコップ一杯ずつ代わる代わる入れて楽しみながら、塩分補給している。コラーゲンパウダーも加えながら。
8月14日 遠近感
目はかくも明確に一瞬で遠近を捉えることができる道具だった!裸眼の視野の遠近感のクリアさに驚いている。
もしこのクリアな遠近感を子供のころから得ていれば、もっといろいろなことができたように感じる。
今まで込み入った景色はただ煩雑としか感じなかったが、それを美しいと捉えることができるようになった。遅ればせながら絵でも習おうかしらん(笑)
8月13日 運動禁止
目に汗が入るのを恐れて、運動禁止になっている。不思議なことに身体が文句を言わない。わかっているのだろうか?
明後日、手術から1週間後の検診がある。このとき運動解禁になるかどうか・・・・・多分カットしてレンズを挿入した角膜がちゃんと閉じて修復されているかがカギだろうと想像している。
私のできることは、日に4回の目薬を決められた通り差すことだけだ。洗髪、洗顔禁止も守っている。もう一つ禁酒も守っている(笑)
8月12日 情報量
白内障手術のお陰で乱視がなくなり、目から入って来る情報が格段に増えた。75年間経験したことのない情報量だ。運転をしながらちらっと目をやった店の奥の奥まで鮮明に様子がわかる。
台所のシンクの汚れも目に付く。100円ショップで三角コーナーを買ってきた。これでゴミ箱を開ける頻度が減り、水を十分に切ってゴミを出すことができる。今日はシンクを磨こう(笑)
8月11日 凹面鏡
先日お世話になったホテルに、凹面鏡が置いてあった。こんなに間近に自分の顔を見るのは初めてだ。オー、年を取ったなあ・・・・・現実を直視するのは大切。自宅にも凹面鏡を用意しよう。
届いた凹面鏡で口の中も観察する。あれっ、舌側面に変色した部分が・・・・最悪舌癌だ。舌癌の診断ができる病院を捜す。白内障の手術でお世話になっている大学病院で診て下されば一番安心だが・・・・・もし舌癌ということになれば、舌癌の進行は速い。即手術が必要だろう。となると9月の発表は難しい。・・・・・まあ二三日様子を見ることにしよう。
翌朝恐る恐る舌の観察。自然な色に戻りつつある。舌癌の心配はなさそうだ。舌さんも大変だよね。熱いもの、辛いもの、酸っぱいもの、高濃度アルコールに、薄めることなく直接触れて、と労をねぎらう。
8月9日 家族丼
入院の朝、身体のためにどんな食事を用意したか忘れたが、それから4日間身体は満足する食事を与えられていない。これを飢餓に苦しむ方々が聞けば怒りを感じられるだろうが。五日目の第一食、理性は張り切って身体が満足する食事を考える。
身体からの注文は親子丼。大きな玉ねぎ1個をスライスして、少しの水で柔らかくなるまでゆっくり煮る。途中で出汁醤油を加えると更に柔らかくなった。ここで100g単位で冷凍してある鶏肉2つを解凍した。あれっ、1つは豚肉だ。家族丼でいこう。鶏肉と豚肉をスライスして加えた。肉類に火が通ったところで、卵3つを割り入れ、卵が固まる前に加熱して準備したパックご飯の上に盛る。
さて身体の反応は・・・・・・・いいんじゃない、親子丼より美味しいかもだそうだ(笑)
8月8日 痒み
日に4回差す目薬のせいだろう、目の周りが度々痒くなる。この痒みを解決するために、目の周り専用の清浄綿が販売されていて、これで拭くと痒みが治まる。痒みを無くすためだけではなく、むしろ積極的にこれを使って拭いて欲しいと看護師さんから指導を受けた。起きているとき1時間に何度も目の周りを拭いている。200枚入りを購入しておいた。
しかし、寝ているときこの清浄綿をわざわざ出して目の周りを拭くのは無理。無意識に手でこすってしまう。これを防止するために保護メガネが推奨されている。起きているときもうっかりすると、手でこすりそうになる。保護メガネを付けていた方が安心だ。
わかっていても、つい手で顔全体をこすってしまい、あわてて清浄綿で目の周りを拭きなおしている(笑)
8月7日 大失態
今私にとって一番大切なものがない!3つの鞄を底まで何度も捜した。鞄から出して整理済みの衣類に混じっていないか、確認した。でも見つからない。最後に使ったのはホテル。ホテルに電話した。忘れものは冷蔵庫の中のリンゴ1つと梅干だけ、どうしましょうかとのこと。そちらでご利用いただければ一番うれしいと回答。万事休す。
目薬は、本来お昼に差さなければならないのに、16時まで差していない。きっと家の中のどこかにあるに違いない。しかしそれが明日出てきても遅いのだ。大学病院に電話した。再発行してくれるので取りに来るようにとのこと。16時半出発、18時15分病院着。救急外来で再発行してもらえたのは20時近く。大急ぎで2回目を差す。
翌朝、ほうじ茶、昆布茶、緑茶のティーバッグが3つずつ入った袋が目に留まった。ひょいと裏返してみると、名前が印刷してある。中を探ると出てきた。そうかここに居たのか。大騒ぎして皆に迷惑をかけてしまったなあ・・・・・
8月6日 たばこの臭い
私はたばこの臭いに敏感だ。昔ヘビースモーカーだった。ぴたりと止めて40年ほど経つ。我儘なもので、たばこをやめた途端に、たばこの臭いが大嫌いになった。
ホテルで部屋を案内されたが、たばこの臭いがする。部屋を変えてもらった。香水のようなにおいが充満している。このにおいが消えると、やはりたばこの臭いを感じる。このホテルは全室禁煙だそうだが、客に守ってもらえないのだろう。長居できるホテルではない。
私も40年前は周りの人々に迷惑をかけていたなあとしみじみ思う。
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お世話になったホテルの長所も挙げておこう。
①重い荷物を持ち運ぶとき、これ以上の立地条件のホテルは他にない。
②従業員がとても親切で客思いだ。私は沢山我儘なお願いをしたが、嫌な顔一つせずすべて受け入れてくれた。ありがたかった。
8月5日 手術から二日目
手術から二日目の朝、ホテルでスッキリ目覚めた。まずカーテンを開けて景色を堪能。遠くの鉄塔の形まではっきり見える。退院後目薬を差したのは、15時と夜中の2時。朝、昼、夕、寝る前の4回の指導を、退院当日から破ってしまった。今日はちゃんと守らねば。
すいている6時半に朝食を済ませる。10時前にチェックアウト。山際の町のご近所の方から入院中に電話があった。私が自宅に車を置いて、閉じこもったまま出てこない。元気にしているだろうかと心配して下さった。その方へのお礼の品を調達してバスで自宅に戻り、退院の挨拶をして、車でホテルに戻る。荷物を受け取って海沿いの町へ。白内障手術後のシナリオの内最高のシナリオだ。
ただ入院中ニュースを聞かずに過ごしたので、海沿いの町で起こっていた津波騒動のことも、今日午後影響を受ける台風のことも知らなかった。なるべく早く海沿いの町に戻る必要がある。
朝食は、サラダはポテトサラダと春雨サラダだけ。タンパク質はゆで卵だけ、という簡易的なものだ。このホテルは長居できるホテルではない。1日で切り上げることができて何よりだった。隣に座っている学生さんと楽しく話すことができた。高専の2年生で、遠くから日産テクニカルセンターに、インターンシップに来ているという。私の大学2年生の時に比べて、しっかりしているしよく考えている。食事の粗末さを十分カバーしてくれる、楽しい時間になった。
8月4日 退院
午前中に退院して、15時前にホテルにチェックイン。いい天気、いい景色だ。先日日課のハイキングで登った海沿いの町の山が裸眼ではっきり見える。
チェックイン前に駅ビルの中の百円ショップで、1.0,1.5,2.0の老眼鏡を買ってきた。私の好きなディスプレーから壁時計をカバーする度数は0.5当たりかなあ。その店には置いてなかった。いやもはやそのような広範囲を望むのは不可能なのかもしれない。水晶体と違い固定レンズだから、クリアに見えるが、融通が利かない。購入してきた老眼鏡のそれぞれの守備範囲は非常に狭い。
目薬の差し方について看護師さんの指導を受けた。すぐに免許皆伝になった(笑)1日4回の点眼の内、お昼の点眼を忘れて、15時過ぎになってしまった。理想的な手術結果を雑菌によって台無しにしては申し訳ない。保護メガネも有効だ。保護メガネは自分の手の脅威から目を守っている。していないと、ついうっかりこすってしまう。
駅ビルの中の崎陽軒で大粒のシュウマイ6個を買って、チェックイン前のホテルのロビーでタンパク質補給。いろいろな飲み物を24時間サービスしてくれている。チェックイン前から利用させてもらった。夕食は近くのサラダ専門店で野菜とタンパク質のどちらもたっぷり盛られたパワーサラダなるものを初めて食べてみるつもりだ。「野菜とタンパク質」と身体が騒いでいるから(笑)[な~んだ、たんぱく質が思ってたより全然少ない。味もいま一歩、と身体から酷評だった。]
大学病院から電話。何事かと出てみると、衣類のレンタル会社の女性から。今日退院した男性の中で、甚平の下にパンツを脱ぎ忘れた人がいる。心当たりはないかという内容。私ではないし、もし私のものなら廃棄してください。大変お世話になりました。ありがとうございましたと、電話を切った。何という親切、心がほっこり(*^-^*)
8月3日 入院 その6 総括
明日退院だが、今回の3日間の入院は信じられないようないいことづくめだった。
1.3か月前の免許更新時の目の検査で合格すれすれだったのに、視力が1.0に回復して、余裕をもって裸眼で運転できるようになった。
2.信じられないことだが、何十年も苦しんできた乱視が解消した。
3.矛盾を感じながらその対処方法がわからず苦しんできた乱流研究が、コンピュータ計算から一旦離れて理論的考察に集中することで、解決方法が見えてきた。
それに引き換え昨年11月~12月の2カ月にわたる入院は、信じられないような悪いことづくめだった。アキレス腱を雑菌が食べてしまい、その後始末の皮膚移植のために長期入院を余儀なくされた。
病院は選べる状況ならば選ばなければならない。天国と地獄を味わうことになる。
8月2日 入院 その5
裸眼で丸いものが丸く見えている!知らず知らずの内に次の行に移ってしまわないように、参考書に真っ赤になるほど線を引いた高校生時代から、乱視用メガネを初めて作った大学生時代を経て、75歳までなかったことだ。もしかして乱視のほとんどの原因が水晶体のゆがみにあって、レンズに置き換えたことで乱視がほとんどなくなったのかもしれない。
近くのものを見るために、今までほとんど使ってこなかった遠方を見るためのメガネをかけている。これで十分パソコン画面に焦点が合う。しかし丸いものが縦長に見える。このメガネをかけない方が、丸いものが丸く見える。このことからも乱視が無くなった可能性が大きい。早く単純な老眼鏡を調達しよう。
8月1日 入院 その4
身体がタンパク質が足りないと言い出した。階下のコンビニでハンバーグとサラダチキンを購入。電子レンジで温めてくれるよう依頼。皿に出せば可能で電子レンジOKの紙皿を売っている。既に営業終了している隣の食堂で食べていいとのこと。至れり尽くせりではないか(笑)食堂の大きな窓から夜景を観ながらタンパク質補給。身体も満足そうだ。
この大学病院を紹介くださったのはここの先生。看護師さんを通じて、手術の成功とお礼を伝えてもらった。嬉しそうに聞いてくださったとのこと。
7月31日 入院 その3
9時少し前、患者3人が揃って手術室に入る。手術用ベッドがいくつもあって、空き次第ベッドに移動。担当医は白内障主任教授の先生。私の右目、左目の手術を終わると、隣のベッドの患者の手術へと移動しながら、何人もの手術をこなしていく。各患者には数人の看護師がついて準備をしている。自分の担当の患者でない先生方は、モニターで手術の様子を観察している、暇そうだ(笑)多分異常が発生したらすぐに援護にはいるのだろう。十分すぎるほどのスタッフの数。何が起こっても対処できる体制なのだろう。見方によっては我々患者は、大量生産工場の製品のようだ(笑)
無事手術終了して自室に戻ってきたのは10時前。時間とともにどんどんよく見えるようになっている。どこまで見えるようになるのか楽しみだ(*^-^*)検査結果が出た。裸眼で1.0。メガネをかけずに運転できる(*^-^*)
ホテルには一泊だけすることにして、残り5日をキャンセル。年一度の市をあげてのお祭りが控えていて、予約が殺到している模様。ホテルは快諾してくれた。
7月30日 入院 その2
21時、消灯前の最期の目薬を看護師さんがさしてくれる。両目に軟膏が塗られ、ほとんど何も見えなくなった。この時点で、コーヒーサーバー使用禁止。大量のお湯をキープしておくと、やけどの原因になるとのこと。確かにその可能性あり。納得(笑)自室の電気をすべて消して眠るしかない。
手術当日3時半、右目のかゆみで目覚める。手術ができなくなったら困るなあと心配しながら、レンタルタオルを使って、全身を拭く。身体を拭くのに丁度良いお湯が蛇口から出る。ありがたい。
昨日入院手続きの際、レンタル手続きを忘れたが、看護師さんが電話で発注してくれた(*^-^*)15時過ぎレンタル業者が病室に来て、こちらの要望を聞いて届けてくれた。バスタオルは要らないので、フェイスタオルを10枚要望。このタオルを数枚使って2度体を拭いた。
蛇口から出るお湯を使ってコーヒーを作ってみた。熱湯で作るより、コーヒーの香りを強く感じる。カップは割れないものをとの条件があるので、百円ショップで電子レンジ可のプラスチックカップを用意した。使い勝手がとても良い。触っても冷たくない。熱を通しにくいのだろう。お湯を冷ますことなく飲むことができる。汚れもすぐに落ちる。
データ圧縮の失敗で、ノートに向かっての理論考察しかできないが、返ってよかったかも。試してみる事柄がクリアになった。早くプログラミングして試したい。
7月29日 入院
大学病院到着、手続きを済ませて個室に案内される。当初より、感染防止のため一泊3万円の個室と聞いていた。実際は2万円だった、ヤレヤレ(笑)明日手術、明後日退院。
個室は快適だ。25℃に設定して、レンタルの甚平を着てリラックス。カリタ製コーヒーサーバーを持ち込んで、自宅と同じように薄いコーヒーを作り水分補給。
苦労したがWi-Fiもつながった。インターネットがつながっていないのに使えるメールアドレスが必要という。これには困った。携帯の通信網でGMAILを開いて、Wi-Fiのパスワードを受け取ることができた。
一つ困ったことは、今朝方出がけ前に、計算結果の一部とその処理プログラムを圧縮して持ってきたのだが、圧縮が不完全とかで開かない。仕方ない理論研究しかできない。ノート二冊を購入してきた。早く帰らねば。
看護師さんに車やバイクの運転はいつからしていいか訊いてみた。自分の判断で安全に運転できるほど視力が回復していれば、一週間後の検診を待たずに運転していいとのこと。ヤッター(*^-^*)退院後ホテルを一週間ほど予約してあるが、場合によっては退院の日だけ一泊して、退院の翌日には自宅に帰れる。運転に支障がないほど視力が回復するまではホテル暮らしだ。一週間より延びる可能性もある。
乱視がどの程度残るかについて担当医に訊いてみた。水晶体のひずみによる乱視がなくなるので、大分軽減するはずとの回答。今までのメガネは使えなくなる可能性が出てきた。
7月29日 タイムアウト
入院が半日後に迫った。研究はここまで。計算中のプログラムをすべてとめて、コンピュータをシャットダウン。入院準備に集中しよう。
鞄は三つ。1つは衣類が入った鞄、ホテルに預けおく。病院に持ち込む物を両手に下げるように2つに分ける。1つにはノートパソコンや眼鏡類、歯磨き、髭剃りなどの道具類。もう一つには衣類。
研究再開できるのがいつになるかわからない。そのときは75年連れ添った水晶体ではなく、プラスチックのレンズを通してだ。毎日、最寄りのハイキングコースで、90m弱の高低差を登っているが、これもいつ再開できるだろう。
両者とも、最短で手術1週間後の検診の後だ。手術が失敗すると、1カ月以上先になる。そうなると学会出席もおぼつかなくなる。
7月28日 祝杯
いつもはウイスキーと焼酎漬けの梅酒をブレンドして楽しんでいるが、ノンシュガーのコカ・コーラで割って3杯飲んだのを覚えている。第一食の準備に、電気圧力鍋に業務スーパーの大人の大盛カレーをあけて、洗っただけのニンジン、ジャガイモ、皮むきタマネギ、凍ったままのバラ肉100gを入れて、15分加熱をセットしたのを覚えている。
簡易ベッドで目覚めた。午後3時。こんなに深く眠ったのは何カ月ぶりだろう。あれっ、床にカレーの汚れが残った大皿とスプーンが・・・・・誰だ私の知らないうちにカレーを食べたのは(笑)
台所に下りてみる。電気圧力鍋にカレーが半分ほど残っている。ジャガイモ、ニンジンは適当な大きさにカットされ、タマネギはカレーと同化している。これは美味しそうだ。パックご飯を温めて完食、満足。
包丁を使うことなく、こんなに簡単に美味しいカレーができるんだと驚き。100gのバラ肉塊はどんな味だったんだろう(笑)
7月27日 あと3日
研究に大きな進展があった。論文提出期限は延長されてあと6日あるが、白内障手術の関係であと3日しかない。締め切り間際に進展があるのはよくあることだが、今回はちょっとギリギリだ。
6日あればこの研究の進展を論文として提出できるが・・・・・3日ではどうだろう。緒言、結言、要旨すべてが大きく変わる。まだ計算結果が出つつあるところなので、エビデンスが出揃うか、それが問題だ。この歳になると、人生はいつ終わるかわからないので、真実に近い考え方を報告しておきたいのだが。
書けるところまで書いてみて、3日目の夜に論文を差し替えるか検討するしかなさそうだ。間に合わなければ、来年春の学会で報告することになる。今回の提出に間に合おうと間に合うまいと、研究の進展は喜ぶべきこと。心を落ち着けて祝杯でも挙げるか(笑)
7月26日 アレンジ
身体が昨日の肉じゃがお粥をもう一度食べたいと要求。理性は同じメニューを続けて作るのは苦手。昨日の材料の他に色々加え始めた。
・ナス、トマト、ニンジンの代わりに酸っぱくなった糠漬けのニンジン1本半
・クミン、ターメリック、コリアンダー、チリパウダー
・鶏ガラスープの顆粒だし、ニンニク醤油、塩、胡椒
出来上がって驚いた。鍋を席巻していたのは、酸っぱくなった糠漬けのニンジン。強烈な酸い味だ。カレーや出汁の味は、後で遠慮しながらやって来る。形の残っていない玉ネギ、トマト、ナスは個性を失い、この酸味に支配されている。
形の残っているバラ肉塊とジャガイモは個性を維持していた。糠漬けのニンジンも形が残っていてまだまだ酸っぱさを発散し続けている。
身体は優しい。糠漬けのニンジンだけ取り除けて、完食してくれた。
胃を休めるどころか、刺激するメニューになってしまった。もう酸っぱくなった粕漬は入れないぞ!
7月25日 肉じゃがお粥
この頃、身体がお粥を食べたがる。
古古米150g、水1000gの中に、皮付きのジャガイモとニンジン、皮を剥いた玉ネギ、豚バラ肉塊100gを放り込み、電気圧力鍋で15分加圧加熱、放置。
出来上がってから塩だけで味付け。根菜類と肉は、皆スプーンで切れるほど柔らかくなっていて、タマネギはお粥と同化している。豚バラ肉でしつこくなりはしないかと心配したが、大丈夫。上品で優しい味だ。
これはヘビーローテーションになりそうだ(*^-^*)
7月24日 入院準備 その3
白内障手術で入院3日間、ホテル暮らし7日間。入院中は衣類はすべて借りる。ホテルの7日間のために下着などを準備するのが今日の仕事。
入院前に山際の町に立ち寄るのは今日だけだ。この街にはディスカウントショップが沢山ある。今日の目的にピッタリだ。裏山展望台へのハイキングもしてこよう。
往路、何か月かぶりでチータ発見。路地から出てきて反対車線を遠ざかっていった。まだまだ油断はできないようだ。2軒の衣料品ディスカウントショップに立ち寄り、下着類を安価に調えることができた。
裏山登山、ハンチング帽を用意してきた。若い頃も今も真下を見ながらひたすら登る。若い頃はかなりのスピードで登っていたので、下りてくる人と時々正面衝突しそうになった(笑)今はもうスピードダウン。その心配はないだろう。真下を見て歩くのは土の上に飛び出している太い根を避けるためだ。毎日登っていたので、身体がこの根の高さはどのくらいと記憶していて、必要最小限の労力で登っていく。展望台の上まで高低差140mを15分、5分休憩、12分で下りてきた。
カブで帰路につく。廃墟の団地から小型のパトカーが出てきた。お巡りさんが二人乗っている。ピッタリ後をついていく。途中で別れて、気がついた。ハンチング帽をかぶったまま運転していた。何故お巡りさんたちは捕まえなかったのだろう。
・パトカーはバイクを捕まえない
・後続車を捕まえることはない
・見回り用のパトカーで、交通違反を捕まえる積りがない
どんな理由かわからないが、ラッキーだった(笑)